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世界ポスタートリエンナーレトヤマの受賞作展示  富山県美術館で12月15日まで

グランプリ:シュペールテラン「世界は私たちのもの!劇場シーズンプログラム告知」(フランス)

 富山県美術館(富山市)は、3年に一度開催する国際公募展「第14回世界ポスタートリエンナーレトヤマ 2024」の受賞者を発表し、12月15日まで展示公開している。

 同展は1985年に始まった日本で唯一のポスター国際公募展という。今回は世界78の国と地域から4557点のポスターが寄せられた。

 募集は紙媒体でテーマを決めないA部門と、テーマ「Think(  )」のB部門があり、グランプリはA部門からフランスの3人組デザイナー集団シュペールテランの「世界は私たちのもの!劇場シーズンプログラム告知」を選出した。

 金賞(2点)のうちウクライナのダーシャ・ポドルツェワさんの「(望まない)収穫物」(A部門)は、市民の横にミサイルが地面に突き刺さった構図の印象的な作品。このほか「U30+STUDENT部門」の受賞者も決めた。

 展示会では入選作など約400点を展示している。観覧料は一般1300円、大学生650円、高校生以下無料。