江戸時代から培われた落語の物語や笑いの中には、現代の課題に役立つヒントが隠されている。ものつくり大学(埼玉県行田市)は2月11日(火・祝)に、落語家の立川談慶さんをゲストに招き、特別講演会「『落語』で学ぶマネジメント」を開催する。
立川談慶さんは、落語立川流真打で著述家。長野県上田市出身。慶應義塾大学卒。1988年にワコールに入社するも芸人の夢を諦めきれず1990年吉本興行福岡1期生オーディションに合格し所属。1991年にワコールを退社、吉本興業も退所。立川流Aコースに入門「立川ワコール」を名乗る。2000年二つ目に昇進、師匠七代目立川談志による命名で「立川談慶」に改名、2005年真打昇進(慶應義塾大学卒初の真打)。著作は落語家として異色の20冊を超える。
講演会場は東京・渋谷の渋谷スクランブルスクエア SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)で、時間は14時~17時。3部構成で、第1部は、立川さんによる落語「柳田格之進」の披露。第2部はものつくり大学教養教育センターの井坂康志教授によるマネジメント講義。第3部では、立川さんと井坂教授による特別対談を通して、「落語」と「マネジメント」の共通点や実践的な活用方法について学ぶ。会場での参加者は40人(申し込み先着順)。受講料無料。オンライン同時配信の視聴もできる。申し込みは専用フォームから。