リトアニアの多種多様な手仕事を本格的に紹介する国内初の展覧会、「愛を紡ぎ、祈りを刻む―リトアニアの手仕事―」が、東京都庭園美術館(東京都歴史文化財団・東京)で2027年1月16日(土)~3月28日(日)まで開催される。
リトアニア国立博物館、リトアニア国立美術館、国立M.K.チュルリョーニス美術館から全面的な協力を得ての開催。糸を紡ぐための板「ヴェルプステ」、エプロンやリネンなどの織物、椅子やタオル掛けなどの木工、陶器、籐(とう)の籠など、人々の暮らしの中から生まれた品々と、十字架や聖像、版画など、信仰に根ざした多彩な品々を一堂に展示する。
リトアニアは、ヨーロッパで最後にキリスト教を受容した国のひとつで、手工品の装飾やキリスト教由来の十字架や聖像には、太陽や樹木、動物などに生命の循環を見出した古代バルトの人々の世界観を見ることができる。他国の支配を受け、時には母語さえ奪われた時代もあった国で、人々が日々を大切にし、安寧への祈りを重ねた様子が浮かびあがる。
生活のために、愛する人のために、そして祈りのために受け継がれてきたリトアニアの手仕事。その造形に表れる精神性に間近に触れることで、豊かさのあり方を見つめ直す機会にもなりそうだ。
開館時間は10時~18時。入館は閉館の30分前まで。3月19日、20日、26日、27日は20時まで開館。休館日は毎週月曜日、祝日の月曜日(3月22日)は開館、翌日の火曜日(3月23日)は休館。観覧はオンラインでの事前予約制。観覧料は一般1400円、大学生(専修・各種専門学校含む)1120円、高校生、65歳以上700円。中学生以下は無料。第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上無料。







