Z世代に向け、肌に優しいシェーバー フィリップスが2月8日発売

　フィリップス・ジャパン（東京）は2月1日、Z世代のニーズに応え、肌への負担を20％低減した電動シェーバー「5000Xシリーズ」を8日に発売すると発表した。ヘッドに、上位機種のみが備えていた特殊コーティングを施すなどして、①肌に優しい②肌に密着する③パワフルに早ぞりできる—のが特徴という。3色、4種類（トリマーの有無による）で市場想定価格は1万2980円前後。

　同社によると、10代、20代の若者はニキビや肌のべたつき、乾燥など、さまざまな肌の悩みを持つ。ひげも細く薄い人が多いことから、4割以上がカミソリでひげをそっている。シェーバーに求める性能も、30～59歳は「深ぞり」が最多であるのに対し、18～29歳は「肌に優しい」「そり残しが少ない」「短時間でそれる」が深ぞりを上回り、こうしたニーズに応える若者向けの製品を開発した。

　ヘッドに摩擦による肌への負担を20％減らすマイクロビーズコーティングを採用、柔軟性に優れ360度可動するヘッドが顔に密着する。刺激が少ない低アレルギー性サージカルステンレスの27枚刃が、毎分5万5000回ひげをカットし、早ぞりを実現したとしている。

肌との摩擦を抑えるマイクロビーズコーティング