山崎賢人が主演する日曜劇場「アトムの童(こ)」(TBS系)の第8話が、4日に放送された。
本作は、現代のゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人々との関わりによって成長していく姿を描く。(※以下、ネタバレあり)
天才ゲーム開発者の安積那由他(山崎)とその相棒の隼人(松下洸平)は、働いていた「アトムの童」を辞め、新たなスタートを切る。
そんな矢先、那由他たちを敵対視していた大手IT企業「SAGAS」の社長・興津(オダギリジョー)が、那由他たちに、SAGASを助けてほしいと頼みにきた。
SAGASの株が大財閥の「宮沢ファミリーオフィス」に大量所得されているというのだ。
これまでの因縁を考えると、とても力になれないと隼人は即座に断る。しかし、那由他はうまくいったら、アトムの童の技術を返すという興津の言葉を信じて、興津の下でゲーム開発することを決める。
そうして、隼人は一人シアトルに向かうことを決め、2人は決別することになった。
さらに興津は、ゲーム開発も思ったように進まず、不利な状況に陥っていることを察し、最後の頼みの綱である、ある男(山崎努)の下へ向かう。
放送終了後、SNS上には、「興津社長と那由他が一緒にゲームをしてるシーン、よかった。アトムをつぶすようなやり方は汚いけど、実はアトムの一番のファンだったのでは?」「(宮沢ファミリーオフィスの社長・沙織役の)麻生祐未さんの迫力がすごい」といった感想が寄せられた。
また、シアトル行きを取りやめ、SAGASをつぶすためと言いながら、宮沢ファミリーオフィスサイドに付いた隼人について、「隼人は何かたくらんでいるだろうから、どう動くのか期待」「那由他と隼人がまた一緒にゲームを作ってるところが見たい」「きっと隼人の行動はアトムと那由他のために何か考えがあってのものだと信じてる」などのコメントも集まった。