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堂本光一「SHOCK」2作同時上演に「しっかり一つの作品として届けたい」 佐藤勝利「ジャニーズイズムで血がたぎりました」

 「Endless SHOCK」制作発表が16日、東京都内で行われ、出演者の堂本光一、北山宏光、佐藤勝利ほかが登壇した。

 本作は、2000年11月の初演「Millennium SHOCK」以来、堂本が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続けているミュージカル。

 今回の上演では、「Endless SHOCK」本編と、スピンオフの「Endless SHOCK ‐Eternal‐」を、同じ劇場、同じキャストで舞台セットを変えて同時に上演。

 基本的には、昼夜2公演ある日には昼公演で「Endless SHOCK」、夜公演で「Endless SHOCK ‐Eternal‐」を上演。夜のみの公演日は「Endless SHOCK」を上演する。

 世界でも類を見ない上演方法となる今回の公演について、堂本は「これを同時にやるのは、キャストももちろんですが、スタッフが大変。大変な稽古になると思います。でも、『‐Eternal‐』は、コロナ禍で生まれたものですが、『SHOCK』という作品においては、ストーリーは『‐Eternal‐』を見て完結するところがある。ぜひ両方楽しんでいただきたいという思いから、両方を上演することになりました。コロナ禍だから作った作品ということではなく、しっかり一つの作品として届けたいと思ってこの形を取りました」と語った。

 ライバル役は昨年に引き続き、佐藤と北山のダブルキャスト。佐藤が前半、北山が後半の公演を担当する。

 佐藤は、昨年の公演時に堂本から突然「あるシーンで踊るように頼まれたことがあった」といい、「当日にふりを入れて、次の日から(本番で踊った)。ジャニーズイズムというか、血がたぎりました。言ってくれてうれしいなって」と笑顔を見せた。

 これを聞いた堂本は「血が騒ぐでしょう? そういうのがなくなっちゃったじゃない。『出ちゃいなよ』みたいなのがほしいのよ。しんどいけど、それを乗り越える楽しさが勝つし、それを一緒に経験したい」と話した。

 舞台は、4月から5月に都内・帝国劇場で上演。

(左から)松崎祐介、越岡裕貴、島田歌穂、北山宏光、堂本光一、佐藤勝利、前田美波里、中村麗乃 (C)エンタメOVO