舞台「Endless SHOCK」製作発表会見が20日、東京都内で行われ、出演者の堂本光一、佐藤勝利(Sexy Zone)、中山優馬、上田竜也(KAT-TUN)ほかが登場した。
本作は、2000年11月の初演以来、堂本が主演を務め、毎年公演を積み重ねて来た「SHOCK」シリーズ最新作。本公演で単独主演記録2000回達成の大台を迎える。
堂本は、冒頭「2000年から始まって、2005年からは自分で構成、演出もやらせていただくようになり、こうして2024年もやらせていただくことになりましたけれども、今年、帝国劇場も休館になりますし、この作品は帝国劇場と共に歩んできたところがすごくあるので、今年で『SHOCK』は自分は幕を閉めようかなと思っています」と発表。
閉幕を決断した時期と理由については、「数年前からそういった考えはありました。『Endless SHOCK』は自分が26歳のときに作った作品で、年齢設定もそれくらいで、今自分は45歳になって、いいときかなと。帝国劇場と共に歩んできた作品でもあるので、一度閉館になるのであれば、そこで自分が出る『SHOCK』は幕を締めてもいいかなと。2、3年前くらいから自分の心の中で決めていました」と語った。
「後輩に主演を譲って『SHOCK』を受け継いでいく考えはある?」との質問には、「自分の思いとしては誰かにやってもらいたいなと思います。今年で幕は下ろしますけれど、来年以降に感謝祭みたいな形でイベントができるかもしれないですし、誰かに自分の役をやってもらいたいという思いは強くあります」と答えた。
佐藤は、「光一くんからお話していただいたんですけれど、衝撃は受けました。ずっとあるものだと思っていましたし、ずっと階段落ちしてくださると思っていたので…」と閉幕への思いを吐露。「僕のエンタメの根源が『Endless SHOCK』です。その思いを乗せて最高のゴールを一緒に迎えていけるよう努力していきます」と決意を語った。
上田は、「直接本人からお聞きした時に『なんでよ?』と言いました。お客さんの気持ちとして、僕はそう言いましたけれど、いろんな話を聞くうえで、本人が決めたことならば、そこに向かって最後の年を盛大に、自分たちがクオリティーを高めて、光一くんが完全燃焼して終われるようにという気持ちに変わりました」とコメント。
中山は、「衝撃で寂しく思います。光一くんの姿を隣で見せてもらうときに、こんなにも過酷なものを、なぜこんな回数できるんだろうと何度も思いました。『SHOCK』はエンターテインメントを1つ作るのはこんなに大変なんだぞというのを理解させていただいた作品です。寂しくもありますが、記念すべき回を迎えることは素晴らしいことだなと思います」と思いを言葉にした。