斎藤工が主演するドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」(テレビ東京)の4話が、26日深夜に放送された。
本作は、桧山健太郎(斎藤)が、予想外の妊娠をきっかけに、社会のさまざまな問題に直面しながら、自分自身を変えていき、成長する姿を描く。原作は坂井恵理氏の同名漫画。昨年、Netflixで配信され、地上波初放送となる。
健太郎は、妊夫としてテレビ出演などが増え、一躍時の人となる。しかし、妊夫としてもてはやされる一方で、誰にも理解されない不自由さも感じていた。
健太郎は同じ妊夫の宮地(宇野祥平)の下を訪れる。そして健太郎と宮地は、不自由さを解消するために、妊夫同士が交流できるオンラインサロンを立ち上げることにする。
健太郎と宮地が、サロンのオフ会を開くと、予想以上に多くの妊夫が集まった。その夜、宮地の家を訪れた健太郎は、初めて胎動を感じて喜びをかみ締める。
ところが、順調に見えた宮地が入院したと、宮地の妻ののりこ(山田真歩)から連絡が入る。健太郎とパートナーの亜季(上野樹里)は病院に駆け付け、宮地がウイルスに感染したことを知る。
病院を出た健太郎と亜季は、結婚や家族などについての埋められない価値観のズレに直面してけんかになる。すると健太郎は「一緒に子育てをするのも無理かもしれない」といって帰ってしまう。
放送終了後、SNS上には、「クスッと笑えるポイントも多々あり、脇のキャスティングもまたイイ! もうちょっと話題になってもいいのになあ」「そもそもどうやって産むんだろう。帝王切開なのかな?」「誰のどのせりふも表情も、グサグサくる」など多数の感想が寄せられた。
また、「ああ、心が痛い、家族に対する考え方の違いって響いてくるもんなあ」「仕事のために妊娠継続を選んだヒヤマが、出産したあとの子育てまで考えていないところが心配」「結婚や家族に対して、男性の方が夢見がちで脳天気なところがリアル」などのコメントも寄せられた。