斎藤工が主演するドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」(テレビ東京)の1話が、5日深夜に放送された。
本作は、主人公の男性が、予想外の妊娠をきっかけに、社会のさまざまな問題に直面しながら、自分自身を変えていき、成長する姿を描く。原作は坂井恵理氏の同名漫画。昨年、Netflixで配信され、地上波初放送となる。
エリート広告マンの桧山健太郎(斎藤)は、仕事もプライベートも順風満帆な毎日を送っていた。ある日、健太郎は上司から呼び出され、重要な案件のプレゼンを任される。
そんな中、パートナーの瀬戸亜季(上野樹里)の家を訪れた健太郎は、テレビで男性妊婦についてのニュースを目にする。健太郎と亜季は、互いに育児に対してネガティブな思いを語り合った。
その後、健太郎は任されたプロジェクトでプレゼンを成功させて大きな仕事が決まる。しかし健太郎は、翌日の会議で突然、吐き気に襲われ、体調の異変に気付く。
健太郎が病院へ検査に行くと、ニュースで見た医師(高橋和也)が現れる。エコー検査を終えた健太郎は、医師から妊娠を告げられて混乱する。
病院を出た健太郎は、薬局で妊娠検査薬を購入。自宅で陽性反応を目の当たりにし、さらに混乱して取り乱してしまう。
放送終了後、SNS上には、「ヤバい! めっちゃ面白いわ」「上司の、電話越しの『ハァハァ言ってるゾ』のせりふに笑った」「深夜に斎藤工と上野樹里が出演しているドラマって豪華過ぎ」「高橋和也さんの『落ち着いて聞いてください』のせりふが良過ぎた」など、多数の感想が寄せられた。
また、男性の妊娠をテーマにしたストーリーには、「男性に当事者意識を植え付けるかのような、社会的意義が大きいドラマ」「旦那にも見てもらいたいドラマだわ」「男性を妊娠させてしまった女性の心情にも迫るんですか、何これすごい」などのコメントが寄せられた。