映画『レジェンド&バタフライ』初日舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、出演者の木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、伊藤英明、中谷美紀と大友啓史監督が登壇した。
本作は、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名・帰蝶)の知らざる物語を描く。
木村は「今までは、試写という形で、一部の皆さまにこの作品に触れていただいたのですが、今日をもって、触れるだけではなく、この作品を皆さま一人一人の懐に抱きしめてもらえたらと思います」とあいさつした。
作品にちなんで、「これから見たい景色」を尋ねられたキャストたち。木村は「今日の公開をきっかけに、作品を見た方たちの間で、どんな感情が芽生え、どんな話で盛り上がるのかを知りたい。10日後、1カ月後…、自分も皆さんと同じ客席に座ってみたいです」と語った。
そして、司会者から「こっそり劇場に行くかもしれない?」と尋ねられると、「はい」とうなずいた。
綾瀬は「歴史は見てみたいけど、戦国時代はちょっと危なそうなので、危なくない強いカプセルとかに入って恐竜の時代を見てみたいです」と回答。
『ジュラシック・パーク』シリーズのワンシーンを思わせるコメントに、木村が「それ、あの映画の話だよね?」と突っ込んだが、綾瀬は「ん…?」と首をかしげて笑いを誘った。
伊藤は「大好きな戦国時代」を挙げ、「実際の安土城で信長公に会って、今回の『レジェンド&バタフライ』のポスターを渡したい」と回答。
さらに、「安土城でこの映画も信長公に見ていただきたい」とも語ったが、「電源がないですね」と自分で落ちをつけた。
「アイルランド」を挙げた宮沢は、その理由を「母方のおばあちゃんとおじいちゃんが、アイルランドの出身というか、血が入っていて。行ったことがない僕のルーツであるアイルランドに行ってみたい」と語った。
染五郎は「ニューヨーク。エンターテインメントの聖地ですし、うちの祖父(松本白鸚)がブロードウェーでミュージカルをやったことあるので。そういう意味でもあそこの空気を感じたいです」と目を輝かせた。