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木村拓哉「大友監督とまたタッグを組みたいと思っている」 大友監督「ご縁があればよろしくお願いします」

 映画『レジェンド&バタフライ』オンライン・ファンセッションが15日、東京都内で行われ、主演の木村拓哉と大友啓史監督が登壇した。

 本作は、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室の濃姫(別名・帰蝶)の知らざる物語を描く。

 この日は、公式SNS上で実施している感想投稿キャンペーン「天下布武キャンペーン」に参加し、“地方宣伝大名”に任命された全国のファン74人がオンラインで集結し、木村や大友監督と熱い思いを語り合った。

 イベント前には、本作の製作に携わった、東映・代表取締役社長の手塚治氏が死去したことを受けて、黙とうを捧げた。

 木村は「自分が、京都太秦の東映撮影所でお世話になって、その場を後にするときに、しっかりと別れのあいさつをするのが恥ずかしくて、本音半分、冗談半分で『次に戻って来るときは信長として戻ってきたいです』と言ったら、今回この作品でかなえてくださった。黙とうをしながら、改めて、ありがとうございましたという思いでした」と語った。

 今回のオンラインセッションは、木村と大友監督の“直訴”により実現した。木村は「地方に舞台あいさつでお邪魔させてもらっても、コロナ禍で来場者の方は声を出せなかった。ご覧になった皆さんの感想を直接聞ける機会があったらうれしいと東映の方にお話しして、今日実現したという感じです」と経緯を明かした。

 ファンと交流する中で、千葉県の宣伝大名から「新時代にふさわしい伝説になる素晴らしい作品だと思いました」と伝えられた木村は「その言葉を聞いて僕も鳥肌が立ちました。本当にうれしいです」と返した。

 また、和歌山県の宣伝大名から「大友監督と拓哉キャプテンのタッグをまた見たい」とリクエストされると、「僕も、大友監督とまたタッグを組みたいと思っているので、そのときはまた後ろ盾をお願いします。実はキャンペーンで地方を回っているときに、ご飯屋さんで監督と、『こういうテイストの作品があったら面白くないですか?』と話をしていたんです」と明かした。

 これに対して大友監督も「ご縁があればよろしくお願いします」と笑顔で応じた。