草なぎ剛が主演するドラマ「罠の戦争」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
厚生労働大臣の鴨井ゆう子(片平なぎさ)が、代議士となった鷲津亨(草なぎ)の息子の泰生を転落させたのは、自分の息子の文哉だと公表し、議員を辞職した。
名前こそ出さなかったものの、幹事長の鶴巻(岸部一徳)が警察に圧力をかけたことをにおわせたため、永田町には激震が走り、鶴巻派は対応に追われていた。
そんな大混乱の状況を見て、鷲津は、幹事長をつぶすなら今しかないと、新たにわなを仕掛ける。
そして、鶴巻が更迭させたと思われる事件の管轄署の元署長・辰吉から証言を取るべく、その行方を追う。
一方、世論の反発が高まったことを受けて、クリーンな政治を印象付けたい総理大臣の竜崎(高橋克典)は、一連の疑惑を徹底的に調査すると報道陣の前で明言する。
放送終了後、SNS上には、「迫真の演技から目が離せなかった」「鷹野(小澤征悦)が一番まともに見えてきた」「実際にこういう政治家がいてもおかしくないんだろうね。世の中怖い」といった感想が寄せられた。
鷲津が自分が秘書だった時代にやらされてきた汚い手を使うようになったことから、「これじゃミイラ取りがミイラになる。元の鷲津さんに戻ってほしい」「人間の醜い部分がもろに出ている」「権力が人を駄目にするんだね…」「家族が一番大事だと言っていた鷲津はどこに行ったの」「どんどん悪い人になっていくから怖い」などの反響が集まった。
また、急変した鷲津を演じる草なぎについて、「飲み込まれて変わっていく鷲津の表情に心がヒリヒリした」「迫真の演技から目が離せなかった」などと話題を呼んだ。