エンタメ

倉悠貴、単独初主演ドラマ「犬と屑」は「代表作になればいいな」 三原羽衣&7 MEN 侍・中村嶺亜「考察を楽しんで」

 ドラマ「犬と屑」の取材会が開催され、出演者の倉悠貴、三原羽衣、中村嶺亜(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)が、ドラマの見どころや役作りについて語った。

 本作は、朝賀庵氏の同名漫画を実写化。20代半ばで「成功体験」がない“真面目だけが取り柄”の主人公・桜庭陽真(倉)と、容姿端麗でスポーツ万能、成績もいい幼なじみの犬飼秀司(中村)、秀司の妻で陽真が憧れていた美女の麗香(三原)が織りなす凄絶(せいぜつ)ラブサスペンス。

 主演の倉は「僕は連続ドラマで単独主演が初めてなので、緊張感も不安もたくさんありつつ、期待を胸に抱いて、代表作になればいいなと思いながら、楽しく撮影しています」と語った。

 本作については、「陽真は、幼なじみの秀司にずっとコンプレックスを抱えながら生きてきて、秀司と結婚していた麗香と出会うことで物語が動き出します。秀司と麗香がおのおの隠していることがあったり、謎が謎を呼ぶラブサスペンスになっています」と見どころを語った。

 三原は「麗香は、今まで私が演じてきた役とは違うタイプの役だったので、出演が決まったときは、めちゃめちゃ叫ぶぐらいうれしかったです」と笑顔を浮かべた。

 役作りについては、「私と麗香の性格は真逆なので、私生活から声のトーンを上げたりして、麗香に成り切るようにしています」と語った。

 中村は、自身の役柄について「簡潔に言いますと、クズです。何でもできるようなキャラでありながらも、意外と抱えているものが空っぽで寂しいところがある人間で、寂しさの裏返しがクズにつながっているのかなと。すごくクズだけれど、憎めないようなキャラクターです」と紹介した。

 「(7 MEN 侍の)メンバーに『ドラマが決まった』という話をして、『どんな役?』と聞かれたので『クズ』と答えたら、『ぴったりじゃん』と言われて、ちょっとけんかになりました。冗談ですが(笑)」とエピソードを披露して笑いを誘った。

 また、本作について「いい意味で裏切られる要素がたくさんあります。友達や、いろんな人と一緒に見て、考察を楽しんでいただきたいです」とコメント。

 三原も「この先、どうなるのかというハラハラドキドキ感を楽しんで」と笑顔でアピールした。

 ドラマは、8日深夜0時59分からMBSで放送スタート。毎週木曜深夜0時59分放送。

(C)朝賀庵/講談社/「犬と屑」製作委員会・MBS