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観月ありさ「私も40代で、子どもがいないので染みるなあと思う」  40代夫婦のリアルな心の内を描く旅ドラマで、吉沢悠と夫婦役

 ドラマ「週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~」の取材会が開催され、出演者の観月ありさと吉沢悠が、ドラマの見どころや夫婦円満の秘訣(ひけつ)を語った。

 本作は、夫婦そろって生粋の仕事人間だった矢吹真澄(観月)と夫の仁(吉沢)が、結婚10年目の節目に、週末に2人旅に出て、夫婦とは何かを見つめ直す旅ドラマ。

 主演の観月は、本作について「こういう夫婦の形もあるよ、という夫婦間の関係も見どころですし、各土地の食べ物や温泉は、見ている方も一緒に旅行に出かけているような気持ちで楽しんでもらえるドラマになっていると思います」と語った。

 子どもを持たない40代の夫婦の葛藤や幸せなど、リアルな心の内が描かれている本作。

 「40代という年齢に関しては、どのように感じている?」と聞かれると、「私も40代ですし、うちも子どもがいないので、染みるなあと思いながら演じています。最近はキャリアを積んで働いている女性や、働いていて気付けば子どもを産むタイミングを逃したという女性も多いと思うので、こういうテーマの作品を年代的にやりたいなと思っていました。40代、50代、30代の女性にもドラマを見て共感したり、感じ取ってもらいたいなと思います」と笑顔でコメント。

 吉沢は、「僕は個人的には40代からできることも増えてきて、すごく楽しいのですが、(本作は)自分が共感できる部分もありますし、お子さんがいるお宅やいないお宅でも、こういう夫婦がいるんだと思ってもらいながら楽しんでもらえると思います」とアピールした。

 また、「夫婦が仲良くいられる秘訣は?」と質問された観月は、「お互いに自立していることは大事なのかなと感じます。女性も男性も自立した者同士が共に生活している方が、バランスとしていい気がします」と回答。

 吉沢は、「相手に対して思いやりがあることと、自分に対する思いやりも同時にあった方が、長く向き合っていけるのかなと思います」と極意を語った。

 ドラマは、7月5日深夜1時からテレビ東京ほかで放送スタート。毎週水曜深夜1時放送。