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「おっパン」“大地”中島颯太の父親との再会が「つらかった」 「最終話はみんなが幸せな形で終われますように」

 原田泰造が主演するドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(東海テレビ・フジテレビ系)の第10話が9日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 美穂子(松下由樹)は、経営する動物病院でとある相手と電話していた。普段見せないいら立った表情の美穂子に不穏な空気を感じる息子の大地(中島颯太)。新たな嵐が誠(原田)や大地たちを巻き込もうとしていた。

 実家の両親にカミングアウトをするため、大地の恋人・円(東啓介)が帰郷する。大地は不安を感じるが、そんな大地に誠は自分がわが子を授かったときの話をする。生まれた瞬間、「この子は私の娘なんです!」と周りの人に誰彼構わず自慢してしまったと。

 「君たちが望むことを、周りのせいで制限を受ける必要はないと思う」という誠の言葉に少しだけ勇気をもらう大地。そんな大地の前に10数年ぶりに父・堀内真一郎(相島一之)が現れる。美穂子の電話の相手は、10年以上前に離婚した元夫・真一郎だったのだ。

 真一郎は大地に「お前の将来が心配だ」と円との関係を考え直すように告げる。そんな父に、大地は自分の思いを伝えようとするが…。

(C)東海テレビ

 そんな中、翔(城桧吏)の友人・静(椿奈央)に新たな恋の予感が!?

 放送終了後、SNS上には、「大地くんがお父さんの言動に対して苦しんでいる様子を見て、終始つらい気持ちだった」「人の価値観は簡単には変えられないと思うけれど、社会が、世の中が、海外では…と言われたら、どうしたらいいか分からなくなる。難しいなと考えさせられた」「本当に勉強になるドラマ。多数派の意見、世論が必ずしも正解じゃないし、その問題にわざわざ正解でいく必要もないと思う。みんなそれぞれの答えがあっていいと思う」などの感想が寄せられた。

 また、次週で本作が最終回を迎えることから、「もう最終回なんて寂しい。ぜひパート2を!」「最終話はどうかみんなが幸せな形で終われますように」「おっパンが終わってしまうのは本当に寂しい。沖田家はこの先も幸せに暮らしていてほしいし、大地くんと円先輩は幸せな新婚生活を送っていてほしい」といった声が集まった。

(C)東海テレビ