エンタメ

「民王R」終末医療や夫婦仲を描いた4話に視聴者涙 「ウエディングドレス姿のエンケンの表情で泣いた」

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第4話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤)が全国民を対象にさまざまなキャラと入れ替わってしまう痛快政治エンターテインメント。原作は『半沢直樹』シリーズなどを手がけた池井戸潤氏の同名小説。

 ある日、泰山は病室のベッドの上で臨終のときを迎えようとしているおばあさん・トメ(丘みつ子)と入れ替わる。驚異的な生命力でなんとか持ち直した泰山(トメ顔)だったが、生命維持装置につながれていて身動きがとれなかった。

 一方、総理執務室にいたトメ(泰山顔)は、自身の体が現在非常に危険な状態だと、田中丸(大橋和也)たちに話す。すると、一同はトメの入院先を探し始めるが、その最中にトメが姿を消してしまう。

 その後、優佳がトメ(泰山顔)を見つけだすと、なんとファストフード店でアルバイトをしていた。そして、その様子を見た客たちが、総理が謎のアルバイトをしていると写真を撮ってSNSに投稿してしまう。

 優佳は、トメ(泰山顔)を保護して、入院先を聞き出そうとするが、トメは「せっかく手にした自由を失いたくない、今日だけは好きなことを好きなだけやらせてほしい」と懇願する。さらに優佳を連れて、ウエディングドレスを着るなど次々と自由を満喫する。

 その頃、青森の病院の病室にいたトメの夫・進(伊武雅刀)と息子の恵介は、トメの延命治療について決断を迫られていて…。

 放送終了後、SNS上には、「ウエディングドレス姿のエンケンの寂しげな表情で泣いた」「優佳の本音と感情があふれていて、ボロボロ泣いた。死生観が出ている作品って好き」「夫婦仲の問題だけじゃなく、延命という難しいテーマをこんな風に1話分にまとめている脚本もすごい」などのコメントが投稿された。

 このほか、「エンケンの演技力すごい、本当におばあちゃんに見えた涙が出た」「泰山になったトメさんとの関係性が素晴らしい。喫茶店からの流れが感動で涙腺が」「感動のシーンなんだろうけど… エンケンが腰曲げてウエディングドレスは爆笑」といったコメントも投稿された。

民王R(C)テレビ朝日