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「モンスター」聖地巡礼やドラマ制作の大人の事情を描いた7話に反響 「この内容を地上波でやるなんて、なかなか攻めてるな」

 趣里が主演するドラマ「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 ある日、人気ドラマのロケ地となった町の住民が、聖地巡礼に訪れたファンの迷惑行為に耐えかねて相談にやって来る。ドラマの舞台となった、公園には今も大勢の人が押し寄せ、ゴミが散乱。ドラマとコラボした地元のまんじゅう屋にも、連日行列ができていた。

 そんな中、その公園でドラマのトークショーが行われることになり、主演俳優も登場するとうわさが流れてしまう。すると、想定外のファンが集まり、会場ではコラボまんじゅうが販売される。その矢先、従業員の前園里佳子(堀未央奈)が機材で感電して倒れてしまう…。

 後日、事務所を訪ねてきた里佳子は、役所の観光課とテレビ局の事業部、過重労働を強いたまんじゅう屋を相手取り、訴えたいと申し出る。だが、亮子(趣里)は里佳子の自作自演と推測するが、杉浦(ジェシー)は、提訴に向けて調査を開始する。

 またある日、事務所に突然、粒来(古田新太)が現れる。所長の圭子(YOU)は「今までどこで何してたの?」と聞くと、粒来は「まだ終わっていない」と話して事務所を出て行く。城野(中川翼)が粒来を尾行するがバレてしまう…。

 その後、亮子はドラマの考察ブログを発見する。そして、亮子たちは、プロデューサーの坂口(林泰文)と会うと、ドラマが金儲けを重視し過ぎてしまった大人の事情について語り出す。すると、里佳子は「作品は私の人生なの」と語り出して…。

 放送終了後、SNS上には、「この内容を地上波でやるなんて、なかなか攻めてるな」「ファンもだけどドラマ制作側(観光協会も)も闇が深かったなぁ。あの愛ゆえの暴走がモンスターとなってしまう」「安易な金もうけ、話題重視のメディア、愛情がこじれると誹謗(ひぼう)中傷してでも思い通りにしたいファン。 バチバチに皮肉ってる」などの感想が投稿された。

 このほか、「趣里とジェシーのコンビがまたいい。というか振り回される杉浦先生がおもしろすぎる」「亮子を演じる趣里のカラオケシーンは見事」「未央奈は良い意味で怪演系とかサイコ系の役が似合う」といったコメントも投稿された。

(C)関西テレビ