「TBS DRAMA COLLECTION 2025 Spring」が29日、東京都内で行われ、この春スタートする日曜劇場「キャスター」の阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑、岡部たかし、火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」の多部未華子、江口のりこ、ディーン・フジオカ、一ノ瀬ワタル、金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」の間宮祥太朗、上白石萌歌、三山凌輝、仲村トオルが集結。キャスト陣はランウェイをかっ歩して観客の前に登場した。
テレビ局の報道番組を舞台にした「キャスター」で主演する阿部は、「(本作は)報道の裏側を描いていくのですが、僕は破天荒なキャスターで、真実を追求して生放送の中で悪を暴いていく役柄をやっています。社会派のエンターテインメントで非常に楽しい作品です」と魅力をアピール。
作品にちなみ、「最近周りで起こった身近なニュースは?」と振られた永野は、「昨日、お花見をしました」とうれしそうに打ち明け、「どんな面々で?」と聞かれると「1人です。ジャンボたこ焼きを買って桜を見ながら1人で食べました。季節ですからね」と快活に答えて、会場を和ませた。

道枝は“共演者の意外なスクープ”を求められると、「阿部さんが現場にフルーツサンドを差し入れしてくださって。阿部さんは甘い物が好きらしくて、フルーツサンドをほおばられていたので、ギャップを感じて驚きました」とエピソードを披露した。
「対岸の家事」で育児と家事に奮闘する専業主婦の主人公を演じる多部は、「私は2歳の子を持つ母親で、専業主婦の道を自ら選んでパパと娘のために奮闘している役です。家族の在り方や自分の生きる道ってどうなのかなと、考えさせてくれる前向きなドラマになっています」と笑顔で話した。
「イグナイト」の主人公で新米弁護士役を演じる間宮は、「弁護士ドラマではありますが、法廷のシーン以上に、声を上げられない人や訴訟を起こすことを諦めて生活しているような人の心に火を付けて、どういう思いや経緯で裁判に至っていくかを丁寧に描いているところが特徴です」と見どころを語った。

また、キャスト陣が豪華賞品を掛けて「ドラマ現場あるあるクイズ」に挑戦する場面も。「撮影現場に行くまでの服装はどっち? 着替えやすさ重視の楽ちん派VSおしゃれ重視のきっちり派」と問われた道枝は、“楽ちん派”と回答。「僕は家を出るぎりぎりまで寝ているので、スウェットとか楽ちんなやつを取って(家を)出ます」と明かしていた。
ドラマ「キャスター」は4月13日(日)21時~、ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」は4月1日22時~、ドラマ「イグナイト -法の無法者-」は4月18日22時~放送スタート。
