国内で発生する食品ロスのうち、商品の製造過程で出るロスは少なくない。型ぬきバウムの専門店「カタヌキヤ」(ぶどうの木・金沢市)でも、平焼きバウムを型抜くという商品の特徴上、どうしても余るバウムクーヘンの端っこがある。そこで同社では、“もったいない”に新たな価値をプラスしたラスク商品を開発。「パンダバウムのはじっこチョコラスク」(税込み389円)を発売した。
パンダバウムのはじっこチョコラスクは、余ったバウムを一口サイズのラスクにして、ちょっぴりビターなチョコレートをしみ込ませた商品。農林水産省は、「NO-FOODLOSS PROJECT」を通して食品ロスの削減を訴えていて、パッケージ裏にはこのプロジェクトのシンボルマーク「ろすのん」が描かれている。
形がよくないという理由だけで、食べられるものが捨てられるのは、もったいない。もったいないから作った“もっとおいしい”スイーツはいかが?