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イヴ・サンローランの世界を表現 大回顧展とのコラボディナー

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 秋のディナーに、イヴ・サンローランへのオマージュメニューを絶景とともに味わうことができる場所がある。9月20日~12月11日まで、東京の品川プリンスホテル(西武・プリンスホテルズワールドワイド・東京)最上階のレストラン「DINING & BAR TABLE 9 TOKYO」だ。

 国立新美術館(東京・六本木)で同時期に開催される『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』は、イヴ・サンローラン美術館パリの全面協力の下、イヴ・サンローランの没後日本で初めて開催される大回顧展。美術作品や舞台芸術、そして日本にも影響を受けながら独自のスタイルを確立するまでの40年にわたる歴史を、ルック(特定のファッションスタイルを表現した作品)110体、アクセサリー、ドローイング、写真を含む約300点の展示で振り返る。

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 この回顧展とコラボしたディナーは、展示されるイヴ・サンローランの代表的なルックである“アンサンブル”や“ファースト・サファリ・ジャケット”などからインスピレーションを受けたもの。1965年モンドリアンルックからインスピレーションを得た「バニラのコンポジション フランボワーズと赤ワインのソルベ」や、1970年に行われたジジ・ジャンメールのショー、『レヴュー』の序曲のためのデザインにインスピレーションを得た「真鯖(さば)のミキュイと林檎(りんご)のエッセンス キャビアとカリフラワーのクリュディテ」など、お皿の上のイヴ・サンローランそのもの。回顧展を見てディナーを楽しめば、芸術と食欲の秋を満喫できそうだ。

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