
お祭りを見るのは楽しいし、できることなら参加してみたいと思うことも多いけれど、これはなかなか難しいことが多い。青森県弘前市では、国の重要無形民俗文化財に指定されている「弘前ねぷた」の魅力や熱気をより多くの人に身近に感じてほしいと、10月25日(土)に東京・墨田区・北斎通りで開催される「北斎祭り」への出陣を予定している。このお祭りでの「ねぷた曳行体験」の参加者を募集している。
この募集は、ふるさと納税の特典(返礼品ではない)。9月30日(火)までに「弘前4大まつり応援コース」へ1万円以上寄付した人の中で、寄付完了後に弘前市役所広聴広報課ふるさと魅力発信係の代表メールアドレスfurusato@city.hirosaki.lg.jpへ「寄付者氏名」、「住所」、「北斎祭り参加を希望する」と記載しメールを送った人が対象。募集人員は10人で、寄付者を含めて2人までの申し込み。応募者多数の場合は抽選になる。
弘前ねぷたの山車に綱をつなぎ、皆で引いて運行する。迫力あるねぷたの曳行体験を、東京・墨田で味わえる貴重な機会だ。
青森県津軽地方の夏を彩る「弘前ねぷたまつり」は、毎年8月1日~7日に開催され、三国志の武者絵などを題材とした勇壮華麗なねぷたが城下町弘前市を練り歩く夏まつり。かつて農民が夏の忙しい時期に襲ってくる眠気を追い払うため、睡魔を船や燈籠(とうろう)などにのせ、川に流した「ねむり流し」という行事から発展し、祭りになったとされている。