三井情報(東京都港区)は、森トラスト(同)と共同で、スマホアプリ「MIALK(ミアルク)神谷町」を使い港区の神谷町エリアを活性化する実証実験をこのほど始めた。
アプリは、地域コミュニティーや経済の活性化をデジタルで支援するとして、三井情報が提供する「ミアルク」を活用。多くの人に神谷町を訪れ、回遊してもらえるよう、街の魅力を発掘・発信する。
アプリの利用者は、GPS機能と連動した拠点へのチェックインや目標歩数達成などによってポイントが得られ、実証実験に参加する店舗や施設で利用できるクーポンと交換することができる。店舗・施設側は、アプリの投稿機能を使ってタイムセールなどの情報を発信したり、限定クーポンを発行したりすることで、集客や認知度の向上が期待できる、としている。
実証実験は、4月30日まで。1月22日現在で東京タワーや愛宕神社、みなと科学館などを含む31の施設・店舗が掲載されている。実証実験で、ユーザー数や拠点チェックイン数、クーポン利用数などのデータを集め、街の回遊の誘発効果やモチベーションとなる事柄を検証するという。
アプリは、森トラストグループが提供する「TOKYO WORLD GATE CoCo Lounge」LINEからダウンロードする。