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極狭キッチンでも簡単に作れる1人前レシピ JA全農が「東京1Kごはん」に特設サイトを追加

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JA全農 「もったいない!東京1Kごはん」

 

 全国農業協同組合連合会(JA全農、東京都千代田区)は、ウェブサイト「東京1Kごはん」に「もったいない!東京1Kごはん」の特設サイトを追加公開した。

 若者を対象に、1人暮らし用の極狭キッチンでも食材を無駄にせず、簡単に料理の腕が上がる「1人前」のレシピ集を紹介している。

 JA全農が、東京都23区で1人暮らしをする学生143人に対し今年9月、「若者のフードロス事情に関する意識調査」を実施したところ、「フードロスに対して普段から意識している」と回答したのは67.2%と意識が高いことが分かった。その一方で、「フードロス対策には高い料理スキルが必要だと思う」(53.9%)、「食材をムダにすることを恐れて、自炊を控えることがある」(57.4%)と、意識の高さがあだになり自炊を敬遠する傾向があることから、特設サイトを立ち上げた、としている。

 紹介しているレシピは、①極狭キッチンでも、1口コンロで作れる②調理器具も、洗い物も、最低限に③おいしさも、栄養も、諦めない-がポイントだ。全農の管理栄養士・越野彩さんと料理家・松岡ゆり子さんが「まるごと人参リゾット」「ポイモミ塩昆布和え」「牛乳パック坦々スープ」など10のレシピを考案した。今後もレシピを順次追加する予定という。

 越野さんは「余りがちな食材を上手に使っているので、食材管理の参考にもなると思う」とした上で「季節の変わり目は体調を崩しやすくなるので、バランスの良い食事をとって元気に日々を過ごして」と若者にエールを送った。