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実家暮らしの独身者実態調査 金銭的なメリットの大きさを実感!

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 気ままな独身生活、しかも、実家に住んでいると生活費もそんなにかからず──そんなイメージがあるが、実際はどうなのだろう? その実態について、モデル百貨(長崎県佐世保市)は、実家暮らしの社会人(独身者)1000人を対象に調査を実施(6月29日~7月5日)した。

 金銭的な負担が軽減されるのは当然だが、調査によると、毎月まとまったお金を入れているケースが多く、いくらか家にお金を入れているケースも多いようだ。

 まず、家にお金を入れているかどうかについて探ると、独身実家暮らしの61%がお金を入れているという。これを年収別でみると、お金を「入れる派」の平均年収は約343万円、「入れない派」の平均年収は約185万円と2倍近い差があることがわかった。また、実家にお金を入れる場合、20〜50代の全年代平均は5万4009円で、年齢が上がるほど金額も上がっている。

 実家暮らしを選んだ理由について聞くと、一番多かったのが「お金に余裕がないから」で32%。全体的にみても金銭的な理由が半数以上の割合を占めている。ちなみに、一人暮らしの時と比べて、実家暮らしでは平均6万2641円浮いているという。経済的メリットが大きい実態が明らかになった。

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 他方、幸福度に関してはどうか。一人暮らしと比べて、81%の人が実家暮らしに幸福を感じている様子だった。