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大分・豊後高田市が「住みたい田舎」で4年連続1位 子育て支援を強化、ベスト3以内も12年連続

大分・豊後高田市が「住みたい田舎」で4年連続1位 子育て支援を強化、ベスト3以内も12年連続 画像1
大分県豊後高田市 「田舎暮らしの本(2024年2月号)」(宝島社)

 

 大分県豊後高田市は、1月4日に発売された宝島社の月刊誌「田舎暮らしの本(2024年2月号)」の特集「2024年版第12回住みたい田舎ベストランキング」の「人口3万人未満の市」で、全世代対象の「総合部門」のほか「若者世代・単身者」「子育て世代」「シニア世代」の全4部門で第1位に選ばれた。同市は「4年連続で全部門1位は全国初」としている。

 大分県北東部の国東半島に位置する豊後高田市は、人口約2万2000人。「全国トップレベルの子育て支援」を目指し、子育て応援誕生祝い金(最大200万円)や、保育料・市内幼稚園授業料の無料化、幼稚園、保育園、小中学校の給食費無料化、高校生までの医療費無料化、高校授業料の無料化といった施策を実施している。

 また、移住支援として「空き家所有者」と「移住希望者」のマッチングをする「空き家バンク」を実施。最大40万円の空き家リフォーム(改修)補助金などの助成制度もある。市内には「くにさき六郷温泉」のほか、映画のロケ地にもなった「昭和の町」などの観光資源があることでも知られている。

 ランキングは、全国の市町村を対象に宝島社が独自のアンケートにより選出し、人口規模に分けて公表。豊後高田市は、部門分けがなかった第1回で1位になったほか、その後も毎回ベスト3以内にランクインしているといい「全国で唯一、12年連続ベスト3以内を達成した」としている。