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思い出の衣類が捨てられない人が7割?「衣替え・衣類保管に関する調査」

 3年着なかったらもう着ない、処分すべしという断捨離指南には深く同意するけれど、いざ処分するとなるとちゅうちょする。着なくても思い出があったり、高価なものだったり。宅配収納サービスのサマリーポケット(サマリー・東京)が実施した「衣替え・衣類保管に関する調査」によると、9割の女性が50着以上のファッションアイテムを持っていた。衣替えを機にクローゼットを少しはすっきりさせたいが・・・。

 全国の18~50歳の女性300人に3月に調査。7人に1人(14.7%)は150着以上のアイテムを所持。5人に1人は10着以上のワンピースを持っていた。ワンピースを20着以上持っている人はファッションアイテム平均合計205着、10着以上の人は平均合計130着、9着以下の人は平均合計80着を持っている。

 もっとも7割以上の人が、断捨離をちゅうちょしてしまう「捨てられない思い出の衣類」を持ち続けていた。同様に7割が「最後に着た(使用した)のを覚えていないアイテムがある」と回答。そして半数以上がクローゼットから衣類を取り出しにくいと感じており、収納に満足していない状態だ。

 冬服から夏服の衣替えを実施する場合のサービス利用についてたずねると、利用予定があるものは、買い取りサービスや不用品回収(44.6%)、フリマアプリ(36.3%)、次いで宅配クリーニングや荷物の保管サービス(16%)だった。