若い世代は自分に対してお金を使う人が多く、使い道もより多様化してきているといわれているが、将来に対する経済的な不安を感じている人も少なくなく、貯金や投資に対する関心も向き始めているという。そこで、SOKKIN(東京)は20代の100人を対象にお金の使い方についてインターネットで調査を実施した。調査期間は7月24日〜7月25日。
最初に年収を聞くと、「400万円~500万円未満」の割合が28%と最も多かったが、「300万円未満~150万円」(21%)「150万円未満」(24%)の合計が45%と半数弱で、20代において年収差が生じている実態が明らかになった。毎月の貯金の額は「1万円~3万円未満」が38%と最も多く、全体の6割が3万円未満だった。また、毎月のクレジットカード使用額は「1万円~5万円未満」が44%と最も多かった。
一方、将来に向けてお金に関する不安はあるかとの質問に対し「不安を感じる」と答えた人の割合は97%という結果に。収入や職業に関わらず、回答した20代の大多数が将来のお金事情に関して不安を抱いていることが判明した。
毎月自由に使えるお金に関しては32%の人が「1万円~3万円未満」と回答し、「3万円~5万円未満」が28%で続いた。その中で、最もお金をかけているものは「外食」(30票)と答えた回答者が一番多かった。以下、「(外食を除く)飲食」(15票)「貯金」(15票)「ライブ・コンサート」(12票)と続いている。