コロナ禍においては遠くの実家に帰省することもままならなかったが、5類移行後2回目となるこの年末年始には久しぶりに帰省する——という人も多いのではないだろうか。AlbaLink(東京)が運営する不動産情報メディア「訳あり物件買取プロ」は、実家まで片道2時間以上かかる499人を対象に「実家が遠いことのメリット・デメリットに関する意識調査」を実施した。調査期間は8月31日~9月9日。
まず、実家が遠いことのメリットを聞いたところ、1位となったのは「旅行気分で帰省できる」(206人)だった。2位は「実家と程よい距離を保てる」(147人)、3位は「あまり帰らなくていい」(59人)、4位は「帰省のうれしさ・楽しみが増す」(46人)が続くなど、旅行気分で帰省している人が多いようだ。大きく分けると、「実際に帰省するときのメリット」と「実家から離れて生活することのメリット」の二つのメリットがあることがわかる。
反対に、実家が遠いことのデメリットを聞くと、「急な帰省が難しい」(151人)がトップとなり、僅差で「帰省にお金がかかる」(141人)、「気軽に頼れない」(136人)などが続いた。他方、「デメリットはない」と答えた人は5人いたが、その理由として「家族仲が悪いので」などの回答があった。
実家に帰る際の交通手段を聞くと、新幹線や在来線含む「鉄道」(41.8%)がトップ。遠いと運転も大変だからか、自家用車やレンタカーなどの「車」(31.6%)を上回っている。3位は「飛行機」(18.6%)だった。