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国内21のクラフトビール醸造所が5月の京都に勢ぞろい 京都醸造10周年記念イベント「なみなみと」を開催

オリジナルカップの製作を担当するリユースカップRECUP社の商品イメージ

 京都市内でクラフトビールを製造する京都醸造が、ビール製造開始から10周年を迎える。これを記念して、国内の醸造所21社(同社含む)が出店し、屋外でビールを楽しめるイベント「なみなみと」を、5月10日(土)に同市の東本願寺前市民緑地「お東さん広場」で開催する。

 イベントに出店する醸造所は、同社が10年間の歩みの中で、さまざまな形で支援を受けた“先輩”ブルワリーや、ビール造りを通して意気投合し、志を共にしてきた醸造家仲間たち。イベント名「なみなみと」には、10年間の支援への“なみなみ”ならない感謝の気持ちを“なみなみ”と注がれたビールで表し、開放的で心地の良い初夏を感じさせる空の下で、心ゆくまでビールを楽しんでもらいたいという思いが込められている。普段はなかなか一堂に会することのないスペシャルなメンバーで、イベントを盛り上げる。

 醸造所ごとのブースで、各社が趣向を凝らした本格的なクラフトビールを提供するだけでなく、京都醸造がイベントに向けて造った2つの特別記念醸造ビール「なみなみと」(NZホッピーピルスナー)と「歴史」(アニバーサリーエール)も、当日お披露目する予定。さまざまなスタイルのビールに合う食事を提供するキッチンカーも会場に集結。メキシカンからピッツァ、肉料理に至るまで、おいしいひと時をしっかり彩る。

 開催時間は12時~18時。入場無料(飲食代は別)。出店者情報など詳細は、特設サイトに掲載している。雨天決行、荒天中止。会場へは公共交通機関で。各ブースで年齢確認をする場合がある。

 チケット当日券は、チケットブースでビール1杯分(800円)から購入できる。5枚セットが3800円、5枚セット+オリジナルカップが4000円、オリジナルカップのみが300円。チケットブースでの支払いは、現金・クレジットカード・PayPayに対応。各ビールブースでは、PayPayに限り直接購入できる。前売り券は、5枚セット+オリジナルカップで3800円。オンライン(PassMarket)のほか、京都醸造タップルーム、一部の出店ブルワリー、その他京都市内の協賛店で販売する。

 エシカルな醸造を目指す同社は、洗って繰り返し使え、軽くて丈夫なプラスチック製のリユースカップを記念オリジナルカップとして参加者に販売。イベントで使用してもらうだけでなく、参加記念品として持ち帰ってもらうことにしている。