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羽田空港での落とし物もチャットで問い合わせ 京浜急行バスがAIを活用した落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入

 京浜急行バス(横浜市)が運行する路線バス・貸し切りバス・高速バス・特定バスと、羽田空港内京急バス乗車券売機付近で預かった落とし物についての問い合わせが、チャットでできるようになった。find(東京)が提供する「落とし物クラウドfind」を導入してスタートするサービス。利用者からの問い合わせにスムーズに対応するとともに、落とし物に関わるスタッフの業務負担軽減を図る。

 京急バスの従来システムでは、忘れ物の登録に時間を要し、警察署への移送手続きでも書類提出などに手間がかかるという課題があったという。今回導入した「落とし物クラウドfind」では、画像登録と生成AIによる自動入力で、登録作業をスムーズに進めることができる。さらに、システム内から警察署提出用の書類を作成・印刷できる。

 同サービスは、京浜急行バス公式サイト内のバナーからアクセスして利用できる。アプリのインストールは不要で、メールアドレスによる簡単な認証を経て、ブラウザ上ですぐにチャットを開始できる。日本語・英語・中国語(簡体)・韓国語の主要言語に対応し、受付時間は24時間。対応時間は9時~22時。21時以降の新規問い合わせには、翌朝9時以降に順次回答する。