神奈川・箱根で温泉旅館などを運営する「一の湯」は、「仙石原品の木一の湯」の駐車場に停車して車中泊ができる「車中泊ビギナープラン」の受け入れを再開する。期間は6月10日(水)から9月30日(水)までの予定。“密を避ける”ことが提唱されたコロナ禍の2021年に販売し、大盛況になったプラン。その後、コロナ情勢が落ち着いたことで休止していたが、復活を望む利用客の声に応えたという。
利用料は、平日1台5500円(税込み)。「1人いくら」の計算ではないので、2人で利用すれば半額になる。館内の大浴場が何度でも利用でき、トイレも24時間利用可能。チェックイン時には人数分のタオルを渡してもらえ、館内の電子レンジも利用できる。さらに、1100円でポータブル電源の貸し出しを行うほか、ロビーのフリードリンク(1人1100円)や、当日の空き状況次第で部屋での宿泊(有料)やサウナ(有料)も利用できる。
同社によると、物価高で旅行費用が高騰する中、車中泊のニーズは依然として高いという。一方で、箱根の仙石原エリアには気軽に車を停めて夜を明かせるインフラが十分とはいえない。「ならば一の湯の駐車場と温泉を開放して、われわれが利用者の『道の駅』的な立場になればいいのではないか。いや、温泉があるのだから『道の湯』だ」。そのような現場の思いから再開に踏み切ったという。同社は、車中泊に興味がありながら設備のない場所で夜を過ごすことをためらう初心者でも、心理的なハードルが下がるのではないかとしている。
まずは平日、1日1台限定で受け入れを開始する。予約は専用フォームから行う。価格は、繁忙期1台6600円、休日前は7700円(すべて税込み)になる予定。なお、駐車場の入口の全幅の関係上、全長5メートル×全幅2メートル以上の車は利用できない。










