この連載では、毎月、その月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先をピックアップしていきます。12月第3週は、そのときが旬のグルメをチェック! 真鱈のグルメフェアが開催される「岩手県宮古市」、寒ぶり料理が満喫できる「富山県氷見市」、聖護院大根のおでんが味わえる「京都府京都市」、みかんが食べごろの「和歌山県有田市」、かき小屋でかきが楽しめる「広島県」を紹介します。
氷見の寒ぶり 写真提供:富山県氷見市
本州一の水揚げ「真鱈」【岩手県宮古市】
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岩手県宮古港は本州一の水揚げを誇る「真鱈」の産地です。刺身で食べられるほど鮮度が高いのが自慢。
2022年12月1日(木)~2023年1月31日(火)の期間、宮古市と山田町、岩泉町の計23店舗の飲食店で「宮古の真鱈」グルメフェアが開催されます。
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寿司や刺身はもちろん、丼、焼き魚、フライなど、真鱈を使った料理を食べ歩きできます。SNS投稿による懸賞プレゼントのキャンペーンも開催。参加店で真鱈メニューを注文&撮影して、SNSに「#宮古の真鱈」を付けて投稿するとプレゼントが当たりますよ。
「宮古の真鱈」グルメフェア
開催期間:2022年12月1日(木)~2023年1月31日(火)
場所:宮古・下閉伊管内の飲食店 全23店舗
公式サイト:https://www.pref.iwate.jp/engan/miya_suisan/1043877/1047570/1060203.html
刺身やぶりしゃぶなど現地ならではの「寒ぶり」【富山県氷見市】
写真提供:一般社団法人 氷見市観光協会
「氷見の寒ぶり」は、富山湾の冬の王者とも言われています。氷見漁港で競りにかけられたぶりは「ひみ寒ぶり」というブランドで、高値で取り引きされるそうです。
写真提供:一般社団法人 氷見市観光協会
富山県氷見市では、毎年、寒ブリの時期になると「ひみぶりフェア」を開催。ひみぶりフェア参加店(市内の旅館、民宿、ホテル、割烹、寿司店、居酒屋)では、ぶりの刺身、ぶりしゃぶ、ぶり大根、焼き物、寿司など、氷見ならではのぶり料理を味わうことができます
ひみぶりフェア
開催期間:2022年12月1日(木)〜2023年2月28日(火)※ブリの水揚げがなくなり次第終了
公式サイト:https://www.kitokitohimi.com/site/taiken/himiburifair2022.html
おでんで食べたい「聖護院大根」【京都府京都市】
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球形が特徴の「聖護院大根」は、文政年間(1816~1830)に現在の左京区聖護院に住む農家が、尾張の国から黒谷の金戒光明寺に奉納された大根を譲り受け、栽培し、採種を重ねるうちに丸型のものが生まれたといわれています。肉質は軟らかく,煮物に適しているので、おでんにもぴったり。
そんな聖護院大根のおでんが食べられるのが、京都市下京区の「たこ松」です。明治13年に建てられた小さな民家で営むおでん屋さん。聖護院大根にこだわり、聖護院大根の時期だけおでんを提供しているそうですよ。
たこ松
住所:京都府京都市下京区花屋町通櫛笥西入薬園町167
営業時間:月~土16:00〜22:00
定休日:日曜・祝日の月曜日(不定休あり)、12月27日・31日も休
公式サイト:https://www.mascara-fabrica.com/index-takomatu.html
生産量全国1位「みかん」【和歌山県】
有田みかん 写真提供:(公社)和歌山県観光連盟
和歌山県は、みかんの生産量が全国1位で全国シェアは17.4%(平成19年)。特に有田地方は400年の歴史と伝統を誇る「有田みかん」の産地となっていて、有田みかんだけで全国シェア9%を占めています。
有田みかん 写真提供:(公社)和歌山県観光連盟
地元の生産農家から届く新鮮な農産物等を販売する直売所「JAありだファーマーズマーケットありだっこ」では、有田みかんはもちろん、ジュースなどの加工品も購入できますよ。
また、2023年1月31日(火)まで、インスタグラム上のフォトコンテスト「#有田みかんコンテスト」を開催中。有田みかんの写真はもちろん、有田みかんのなる風景や収穫の様子、有田みかんを食べるシーンなど、有田みかんに関する写真に「#有田みかんコンテスト」と作品名を付けて投稿し、優秀作品に選ばれると、「ありだっこ商品の詰め合わせ」がプレゼントされます。
JAありだファーマーズマーケットありだっこ
住所:和歌山県有田郡有田川町土生33-1
営業時間:9:00~18:00
定休日:第1・第3水曜日(GW、お盆、彼岸は除く)、12月31日~1月5日
公式サイト:https://www.ja-arida.or.jp/aridakko/
全国の生産量の約6割を占める「かき」【広島県】
写真提供:広島県
広島県のかき生産量は全国1位。2018年の全国の総生産量は2万9,846トン(むき身)ですが、そのうち1万8,708トン、つまり62.7%を広島県が占めています。そんな広島でかきを食べるなら「かき小屋」に行ってみてはいかがでしょうか。
写真提供:広島県
かき小屋には、時間制限あり一本勝負の「食べ放題店」と時間制限なしで普通に注文して食べる「一般店」があります。食べ放題店の場合は1kg単位で注文することが多く、殻付きのカキで大体10~12個くらい。また、どのシステムでもテーブルごとに炭代がかかります(数百円程度)。お腹の減り具合などに合わせてお店を選びましょう。
はじめてのカキ小屋デビュー!広島のカキ小屋巡り|ひろしま公式観光サイト
https://dive-hiroshima.com/feature/kakigoya/
12月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先を5カ所紹介しました。旅行の予定を立てる際の参考にしてみてくださいね。
※2022年12月20日時点の情報です。イベント等の内容は変更になることもあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
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