岩手県八幡平市出身で2022年北京冬季五輪ジャンプ男子ノーマルヒルの金メダリスト、小林陵侑選手を地元岩手から後押しするプロジェクト「Iwate Roy’s supporting Club/小林陵侑いわて応援団」(小林陵侑いわて応援団事務局・岩手日報社ビジネス開発部内、盛岡市)の個人サポーターの募集が、11月21日にスタートした。
小林選手は1996年生まれ。小学3年生から本格的に競技を開始。高校まではスキー複合で活躍し、2015年に土屋ホームへ入社しジャンプへ転向した。スキージャンプのワールドカップで2018~2019年、2021~2022年シーズンに個人総合優勝を果たし、通算32勝。北京冬季五輪金メダル。2023年にプロに転向し「チーム ROY」を立ち上げた(Royは海外選手たちが小林選手に付けた愛称)。2024年4月、アイスランドのアークレイリの特設ジャンプ台で291メートルの“世界新記録”(国際スキー・スノーボード連盟非認定記録)を出した。プロ2シーズン目の今季は世界選手権(2025年2~3月)での金メダルを目標に掲げている。
「小林陵侑いわて応援団」は、「小林選手に地元から熱い声援を届けたい」「小林選手の“ビッグジャンプ”を、誇りと喜びとともにサポートしたい」「ジャンプの普及、次世代育成、地域の未来へとつなげていきたい」との願いから結成された。今回のプログラムは小林選手を個人で応援したい人向けで、申し込みは個人に限る。会員期間は2025年10月末日まで。
個人サポーターのコース(シーズン会費)は、「ブロンズ(3000円)」「シルバー(1万円)」「ゴールド(3万円、40口限定)」「プラチナ(10万円、10口限定)」の4タイプ。リターンは、ステッカーやマフラータオルなどのプロジェクト限定グッズを中心に、会費に応じて、岩手県内の温泉の日が得る入浴券や宿泊券も用意している。プラチナサポーターには、2025年4月下旬予定で小林選手が参加する「BIG JUMPフェスタin八幡平2025パーティー」の招待券も贈られる。
プロジェクトでは、企業・団体向けのパートナーも募集している。問い合わせは、小林陵侑いわて応援団事務局(岩手日報社ビジネス開発部内)、電話:019-653-4119(平日10時~17時)、Email:bigjump@iwate-np.co.jpまで。