冬の始まりを告げる「立冬」に合わせ、成城石井が今年も「立冬フェア」を開催します。テーマは「チーズとワインでおいしい冬支度」。自社輸入のチーズや自家製惣菜、ソムリエ厳選のワインなど、冬の食卓を豊かにするラインナップが並びます。一足早くメディア向け試食会に参加してきたので、注目商品とおすすめのペアリング体験をご紹介します!
冬を明るく照らす「立冬フェア」とは?
立冬は、季節がゆっくりと冬へ移ろう合図。成城石井では立冬を「Lit(照らす) To(冬)」と読み解き、冬の始まりを前向きに楽しむ提案としてフェアを展開します。
期間は、2025年11月7日(金)〜2025年11月30日(日)の24日間。全国226店舗で実施され、一部商品はオンラインでも購入できます。
今年のフェアの見どころ
新商品17品を含む最大32品という大型展開
惣菜からデザート、アソート、ピザまでチーズ尽くし
チーズプロフェッショナルとソムリエによるペアリング提案
今年は新商品17品を含む最大32品が登場し、惣菜やデザート、アソート、焼き菓子、ピザまで、チーズを多彩に楽しめるラインナップがそろいます。

また、チーズそのものだけでなく、チーズを使った惣菜やデザートもさらにパワーアップ。原料となるチーズを自社輸入しながら、必要に応じて専門商社からの仕入れと使いわけることで、価格高騰のなかでも“手に取りやすく満足度の高い商品”を追求しています。
ペアリングのワインは、ソムリエとチーズプロフェッショナルが実際に試食しながら選定。店頭ではおすすめの組みあわせがPOPで提示され、売り場でそのままセット買いできるのも大きな魅力。“冬の食卓へ衣替え”をキーワードに、家庭でも手軽に楽しめる点が今年の大きな特徴です!
新作チーズメニューとワインのペアリングを体験!

【左】「ジョニーQ ヌーヴォ プレミアム 2025」2,189円(税込)
【右】「ジョニーQ ヌーヴォ 2025」1,859円(税込)
立冬フェアで発売される32品の中から、今回は6品の新商品を試食しました。さらに、チーズの魅力を引き立てるペアリングとして、新酒の「ジョニーQ ヌーヴォ 2025」と、より深みのある「ジョニーQ ヌーヴォ プレミアム 2025」もお披露目されています。
どちらも“冬に食べたくなるチーズにあわせたい一本”として、バイヤーが厳選したワインです。料理とあわせながら、季節のペアリングを体験しました!
成城石井 クリームチーズたまり醤油漬

539円(税込)
たまり醤油のまろやかな旨味と、クリームチーズの酸味があわさった濃厚な味わいの一品。一口いただくと、まず醤油の香りがふわりと立ち上がります。和と洋の素材が意外にも相性抜群で、お酒のおつまみにもぴったり。
ペアリングはフランス産の辛口スパークリングワイン「ヴーヴ アンリ ブリュット」。きめ細やかで軽やかな泡がたまり醤油のコクを引き立て、すっきりとした口当たりに。

取材ではサイコロ状で提供されましたが、実際の商品は大きな塊で販売されるので、好みの厚さにカットして鰹節を添えるなど家庭でのアレンジも楽しめます。
成城石井自家製 イタリア産リコッタチーズとバジルのトマトソースパスタ

647円(税込)
一口目からバジルの爽やかな香りが立ち上がり、その後にトマトの酸味と優しいリコッタチーズの甘みが広がります。トマトソースの上にのったリコッタチーズを少しずつ混ぜると味がまろやかに変化し、最後まで飽きずに楽しめる一皿です。

開発時には価格を抑えるために冷凍リコッタチーズも検討されたそうですが、風味が弱くなるため不採用に。味の決め手となるチルドのリコッタにこだわり、原価が上がっても妥協しなかったとのこと。一方、トマトソースのダイストマトやオリーブオイルなどには自社輸入素材を活用しつつコストを調整。原価1〜2円単位まで詰め、手に取りやすい価格に仕上げたそうです。
ペアリングには、成城石井が「立冬ヌーヴォ」として発売する「ジョニーQ ヌーヴォ 2025」。新酒ならではのフレッシュ感に加え、果実の凝縮感もあり、トマトの酸味とバジルの香りを引き立ててくれる組みあわせでした。
成城石井自家製 3種チーズの国産豚肉団子

755円(税込)
ハーブで香り付けした豚肉団子をカリッと揚げ、さらに焼き上げてトマトソースとチーズソースで包んだ一皿。仕上げにレッドチェダー・モッツァレラ・ゴーダの3種のチーズをトッピングし、濃厚な味わいに仕上げています。

開発では、チーズソースに使うレッドチェダーの配合を粘度や味のバランスが最もよくなるまで試作を重ねたというこだわりが。一般的な甘酢団子とは異なり、ワインにあう“洋風の肉団子”に仕上がっており、パスタに添えたりパンに挟んだりといったアレンジも楽しめます。6個入りでボリューム感があるのも嬉しいポイント。
ペアリングは「ジョニーQ ヌーヴォ 2025」。旨味がぎっしり詰まった肉団子に対して、果実味と酸味がアクセントとなり、食べ飽きない絶妙なバランスに。最後までおいしさが続く一皿です。
成城石井自家製 3種チーズと牛肉ラグーソースのポテトグラタン

647円(税込)
濃厚なラグーソースとチーズの旨みを、じゃがいもの優しい甘みが包み込むポテトグラタン。ほくほくとした食感で、冬に食べたくなる一品です。
ペアリングは「ジョニーQ ヌーヴォ プレミアム 2025」。黒系のフルーツの香りとなめらかな渋みがラグーソースにぴったりです。

開発担当者にイチオシ商品を伺うと、迷わずこの商品の名前が上がりました。「今回のグラタンは最後のチャンスくらいの気持ちで作りました。生のじゃがいもを蒸して手で皮を剥き、10種類以上の素材を使ったグラタンソース、3時間煮込んだ牛ホホ肉のラグーソースと、手間暇かけて仕上げています」とのこと。
素材から仕込みまで丁寧に積み上げた味で、冬の定番を目指して挑戦を重ねてきた想いが感じられる一皿でした。
成城石井自家製 無花果とゴルゴンゾーラのチーズケーキ

647円(税込)
サクサクとした塩クッキー生地の上にイチジクを敷き詰め、クリームチーズにイタリア産ゴルゴンゾーラをあわせて焼き上げた一品です。仕上げにはちみつをかけることで、甘みと塩味のバランスが整い、奥行きのある味わいに。イチジクのプチプチとした食感と、トッピングのクルミの香ばしさもアクセントになっています。
ペアリングには「ジョニーQ ヌーヴォ 2025」をセレクト。チーズケーキ単体でも十分満足感がありますが、ワインの果実味と酸味が加わることで、後味にすっきりとした上品さが生まれます。デザートとワインをあわせる新しい楽しみ方を提案する一皿でした。
16か月熟成グラナ・パダーノ PDOチーズとフレッシュトマトのクロスティーニ

869円(税込)
グラナ・パダーノチーズを「削る」「温める」「焼く」という3つの調理法で仕上げ、それぞれの特徴を引き出したぜいたくな味わいのクロスティーニ。こちらは、成城石井が運営するワインバー「Le Bar à Vin 52 AZABU TOKYO」で提供されているメニューです。
同店は“食のプレゼンテーションの場”をテーマに掲げ、店名の「52」には「1年=52週間、毎週新しい提案を」という想いが込められているそう。ワインはグラス1杯から気軽に楽しむことができ、気に入ったボトルは成城石井の店舗でそのまま購入できます。

左端は削りたてのグラナ・パダーノチーズがほろほろとほどけるような口どけ。中央は生ハムの塩味と、溶かしたチーズのなめらかな舌触りがよくあいます。右端は香ばしく焼き上げたチーズのパリッとした食感が楽しめ、シンプルながらチーズの奥深さを改めて感じさせてくれる一皿です。
【Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 店舗概要】
・店舗数:7店舗(麻布十番店、関内店、横浜ベイクォーター店、アトレ恵比寿西館店、ビナガーデンズ海老名店、渋谷マークシティ店、京阪モール京橋店)
・営業時間:11:00~23:00
※麻布十番店のみ、月~金 17:00~23:00、土・日・祝・12:00~23:00
公式サイト:https://lbv52.jp/shops/azabu/
成城石井で“冬のごちそう”を始めよう!

日常の一品からご褒美メニューまでそろうラインナップで、冬の食卓に彩りを添えてくれる立冬フェア。その日の気分で、どのメニューとワインをあわせるかを考えるのも楽しみの一つです。チーズとワインで少し早めの“冬支度”を始めてみてはいかがでしょうか。
立冬フェア〜チーズとワインでおいしい冬支度〜
開催期間:2025年11月7日(金)〜2025年11月30日(日)
開催場所:成城石井226店舗全店 ※店舗により取り扱い商品が一部異なります
フェア詳細:https://corporate.seijoishii.com/blogs/press/20251104
[photos by Kei&成城石井]
TABIZINE
TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにしたライフスタイル系メディアです。
旅の情報や世界中の小ネタを通して、旅に行きたくてたまらなくなる情報や、
日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。









