いばらきものづくりフェア2015 「チャレンジ!キッズマイスター」

151105_mono_01 2015年10月31日と11月1日の2日間、茨城県「笠間芸術の森公園」において、厚生労働省に認定された「ものづくりマイスター」が、子供たちに楽しく仕事体験を教える「いばらきものづくりフェア2015」が開催された。

 当日は「JAふれあいまつり」「いばらきストーンフェスティバル2015」「技能祭」との4イベント併催ともあって、広い会場を埋め尽くす出展テントに、文字通り老若男女が集まり賑わいを見せていた。

  当日、小学校4年生から6年生を対象に実施された「チャレンジ!キッズマイスター」では、普段の生活に密着しているけれど、学校の授業では習う機会が少ない幅広い職種の仕事体験を実施。建具屋さんや板金屋さん、ふとん屋さん、塗装屋さん、たたみ屋さん、左官屋さん、和裁士さん、花屋さん、和食屋さん、看板屋さん、大工さん、タイル屋さん、そして石屋さんの、13種の仕事体験ができるコーナーを設け、それぞれの「ものづくりマイスター」が職人技を披露。事前申し込みで参加した子供たちが職業体験を楽しんでいた。

  左官屋さんや大工さんのブースでは、日常ではなかなか体験できない壁塗り体験や“かんながけ”などを体験。悪戦苦闘しながらもマイスターに教えてもらいながら、何とか形にして子供たちも満足げの様子だった。また、花屋さんのフラワーアレンジメントや和食屋さんの卵焼き、ふとん屋さんの小ざぶとん作りなどは、日ごろのお手伝いの役にもたちそう。その他、石屋さんやタイル屋さんなどは自由工作のヒントにもつながるようだ。

 この13種のおしごと体験の他に、当日参加が可能なキャンドル作りなどもあり、一日楽しめるものづくりイベントだった。

  ものづくりイベントは全国各地でそれぞれ開催され、2016年2月までに全国29都市での実施を予定している。すでに終了した地域もあるが、お近くの都市で開催の際は足を運んでみてはいかがだろうか。

 イベントスケジュールの詳細は、各都道府県職業能力開発協会のWebサイトを確認のこと。

 

<リンク>
中央職業能力開発協会(JAVADA)
http://www.javada.or.jp/

イベント情報
http://www.waza.javada.or.jp/event/

各都道府県職業能力開発協会
http://www.javada.or.jp/kyoukai/itiran.html