埼玉県ときがわ町で6月の1カ月間、エストニア大使館・同政府観光局協力によるイベント「エストニア夏至祭」が開催される。宿泊施設「ときたまひみつきちCOMORIVER」(温泉道場・埼玉県ときがわ町)には、エストニア製のアウトドアサウナ「イグルーサウナ」があり、文化交流・促進の取り組みを行っているそうだ。
冬が長いエストニアの人たちにとって、夏至祭(ヤーニパエブ)はとても大切なお祭り。この日はほぼ眠らずに、たき火と夕暮れの輝きと共に過ごすのだという。2023年は、エストニア政府観光局が定めた「エストニアサウナイヤー」で、エストニア文化を味わえるたくさんのコンテンツに加え、在日エストニア国籍の人々と共に、1カ月を通してこの夏至祭を楽しめる企画が用意されている。
たとえばエストニアで夏至の日に一晩中たく「巨大たき火」を毎週土曜日に再現。地元の林業家の協力で、地域の針葉樹を使用する。またエストニアの首都タリンのブルワリーPÕHJALA(プヤラ)のクラフトビールや、18世紀から生産が続くシードルJAANIHANSO(ヤーニハンソ)などエストニアの味覚も楽しめる。