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「PICU」“武四郎”吉沢亮の優しいうそに号泣「終末期はつら過ぎる」 “南”大竹しのぶへの土下座シーンは「今までで一番泣いた」

 吉沢亮が主演するドラマ「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ系)の第8話が、28日に放送された。

 本作は、北海道を舞台に、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢)が、先輩医師と共に「PICU(小児専門の集中治療室)」を作り、医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く。(※以下、ネタバレあり)

 “しこちゃん先生”こと武四郎ら、丘珠病院のPICUスタッフは、VF(心室細動)を起こした小松圭吾(柊木陽太)の処置に当たった。

 圭吾には、一刻も早く補助人工心臓を植え込む手術が必要だが、感染症が治らなければ、それも難しい状態だった。

 そんな折、丘珠病院に10歳の小学男児2人が公園で倒れているとの連絡が入る。武四郎は、救命医の東上宗介(中尾明慶)らと共にドクターカーで現場へと向かう。

 2人の少年のうち、矢本大輝(森島律斗)には意識があったが、後藤光(寺嶋眞秀)は心停止していた。

 今回は、圭吾が侵されている感染症の原因が特定できず、これ以上の治療が困難な状況であることを武四郎が圭吾の両親に告知。両親は圭吾を自宅がある函館に連れて帰り、最期を過ごすという決断を下した。

 放送終了後、SNS上には、「圭吾くん…泣き過ぎて目が腫れた。終末期はつら過ぎる」「ボロ泣きした。圭吾くんに奇跡が起きてほしい」「『俺、死ぬんでしょ?』と聞く圭吾くんに、しこちゃんついた優しいうそにおえつした」「病室の外で涙するしこちゃん先生に、植野先生(安田顕)が掛けた言葉に感動。しこちゃん、本当に頼もしくなったね」などの反響が寄せられた。

 さらに、終盤では、がんの治療をしないと決意している武四郎の母・南(大竹しのぶ)に、武四郎が土下座し、「母ちゃん、お願いします。俺が母ちゃんと離れる覚悟ができるだけの時間をください」と病院に行くことを懇願する場面が描かれた。

 このシーンについて、「最後の志子田の土下座はヤバかった。とうとう泣いた」「今までで一番泣いた。大事な母親だからね」「何回も泣かされている。息子にこんなお願いをされたら、お母さんも診察を受けるしかないよ」といった声も投稿された。

「PICU 小児集中治療室」(C)フジテレビ