斎藤工が主演するドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」(テレビ東京)の3話が、19日深夜に放送された。
本作は、桧山健太郎(斎藤)が、予想外の妊娠をきっかけに、社会のさまざまな問題に直面しながら、自分自身を変えていき、成長する姿を描く。原作は坂井恵理氏の同名漫画。昨年、Netflixで配信され、地上波初放送となる。
健太郎が、中絶のために受診した病院を訪れると、待合室で自分と同じ男性妊夫の宮地(宇野祥平)から話し掛けられる。
意気投合した2人は居酒屋へ。健太郎は宮地から出産を決意した経緯などの話を聞く。健太郎が宮地を家まで送ると、幸せな家族の様子を目にする。
後日、プロジェクトの指揮から外されていた健太郎は、自分が担当していたクライアントとの打ち合わせに出席するが、内容を批判され、企画が頓挫しそうになる。
クライアントから意見を求めらた健太郎は、男性妊婦の企画を提案する。そして、自分が妊娠していると告白し、自らモデルとなって、男性妊夫を広告モチーフとすることを提案する。
その後、健太郎は、パートナーの亜季(上野樹里)に、出産して一人で子どもを育てると打ち明ける。すると亜季は「私も子育てをしてみようかな」と言って健太郎を驚かす。
放送終了後、SNS上には、「嫌な人間関係も、感情や体の何もかもが、リアルに表現されていて本当にありそうな錯覚に陥る」「すごいタイミングでの告白、 仕事がきっかけで産むのを決意するのか」「広告塔として、妊夫として顔をさらすって勇気がいる」など多数の感想が寄せられた。
また、「斎藤工さんが本気で女性の心の揺れを表現しきれてるのがすごいな」「斎藤工と上野樹里が繰り広げる世界感がなんともいえない」「すごく面白い。地上波で流してくれてありがとう」などのコメントも寄せられた。