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67%が「現在の年収に不満」、年収アップのためには副業や資格取得 スタジオテイルが20代~50代以上の会社員にアンケート

67%が「現在の年収に不満」、年収アップ取り組みは副業、資格取得 スタジオテイルが20代~50代以上の会社員にアンケート 画像1
スタジオテイル 「現在の年収への満足度と年収アップへの取り組みについて」

 

 ウェブサービス企画・運営などを手がけるスタジオテイル(東京都新宿区)は、会社で働く各世代の年収に関するアンケートを実施。「67%が現在の年収に不満があり、74%が年収アップのために取り組みをしている」などとする調査結果をこのほど公表した。

 同社が2023年2月15~25日に「現在の年収への満足度と年収アップへの取り組みについて」をテーマに、会社に勤務している20代~50代以上の400人(男性246人、女性152、その他2人)にインターネットで聞いた。

 「現在の年収に満足しているか」を聞いたところ、不満(26%)、少し不満(41%)合わせ67%が「不満」を持っていた。満足は7%、少し満足は26%だった。年代別では20代、30代に不満を持っている人が多く、20代は72%(不満・少し不満)が年収に不満を持っていることが浮き彫りになった。

 世帯年収が「満足している」と答えた割合が最も高かったのは年収1000万円超の世帯で、500万~800万円の年収レベルで「満足」と「不満」の割合にほとんど差がなくなったという。

 「年収アップに向けて何らかの取り組みをしているか」(複数回答)については、74%が取り組んでおり、内容は「副業」(53%)、「資格の取得」(38%)、「スキルアップ」(31%)の順だった。「特に取り組みをしていない」人の理由は「自分からの働きかけでは変わらない」(36%)が最も多かった。

 過去に年収がアップした人で多く見られたケースは「転職」「成果」「信頼関係」で、転職以外では「相応の成果を出した」「上司または顧客からの信頼を獲得したため」が要因となったことがわかった。

 スタジオテイルは調査結果を受け「日本国内の給与水準が過去20年ほとんど上昇していないことが大きな話題となる一方、将来のキャリアを見据えて着実に年収アップを実現してきた人もいる。年収が全てではないとはいえ、働いた対価として手にする報酬が高くなれば、自然とモチベーションも高まっていくのでは」としている。