まめ学

繊細な人に向いている仕事って? 人と関わらないのが一番!?

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 仕事はその人の性格によって向き不向きが生じるのは当然のことだろう。たとえば、社交的でものおじしない人などは、営業職が向いているイメージがすぐに浮かびそうだ。それでは、繊細な性格の人に向いている仕事とは何か? ──ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が運営するメディアBiz Hitsは、自分がHSP(繊細さん)だという自覚のある500人(女性391人/男性109人)を対象に「繊細な人に向いている仕事」についてアンケート調査を実施した。調査期間は3月12日~23日。

 繊細さんたちに、「職場でつらいのはどんなときか?」と質問すると、最も多かった回答は「職場の雰囲気が悪いとき」(30.0%)だった。以下「周囲の目が気になり考えすぎるとき」(21.2%)、「コミュニケーションが必要なとき」(10.2%)と続いた。周りの音や状況が気になって集中できず、本来の能力が発揮できない人もいるかもしれない。

 一方、「実際に経験した、繊細な性格の人に向いている仕事」について聞くと、トップになったのは「事務職」(105人)で、「製造業」(75人)が続いた。3位「データ入力」(58人)、4位の「ライター・校正」(49人)、5位「クリエーティブ系」(42人)と続いたが、これらランクインした職種の特徴は、人との関わりが少なく繊細さんが感じやすい困難を回避できるほか、細かいことに気付いて正確な仕事ができる職種だ。

 中でも、「データ入力」「ライター」「クリエーティブ系」などは在宅ワークをしやすく、外に出て人に会わないことで、仕事に集中できるということなのかもしれない。