まめ学

若手社員のテレワークの実施状況 割合が高いのは関東圏?関西圏?

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 新型コロナウイルス感染に伴う行動制限はかなり緩和されたが、それに伴い働き方について変化は起きるのか注目されている。定着しつつあったテレワークから、元の出社中心の勤務形態に戻るのだろうか。エン・ジャパン(東京)では、34歳以下のユーザー541人を対象に「テレワーク」についてアンケートを実施した。調査期間は2月24日~3月6日。

 まず、現在、テレワークの実施状況を聞くと、67%の人が「基本的に職場に出社している」という。「出社と在宅を組み合わせている」人は19%、「基本的に在宅・テレワークをしている」と回答した人は13%で、テレワーク派は少数派になっている。これを地域別にみると、職場出社の割合が少ないのは関東1都3県で、その割合は58%に。関西2府4県は78%、その他地域が79%と、地域によって差が大きい。

 転職経験別で見ると、「出社と在宅を組み合わせている」人の割合は、転職経験者が転職未経験者の1.5倍に(転職経験あり:24%、転職経験なし:16%)達している。テレワークになると、割合は2倍以上(転職経験あり:19%、転職経験なし:8%)だった。

 「今後の働き方としてテレワークを希望するか?」との質問では、「出社と在宅を組み合わせたい」と回答した人が65%で最も多く、反対に「在宅・テレワークは希望していない」人は16%だった。