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関水渚「どうする家康」で飯尾連龍の妻・お田鶴役 「とにかく周りの人の幸せを願い続けている人でした」

 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第11回が19日、放送された。オンエア後、田鶴を演じる関水渚の動画インタビューがドラマ公式サイトで公開された。

 田鶴は、今川家の重臣・鵜殿長照(野間口徹)の妹で、家康の妻・瀬名(有村架純)とは幼い頃からの友人。

 今川家の家臣・飯尾連龍(渡部豪太)に嫁ぐが、夫亡きあとは城主として引間城を守った芯の強い女性という役どころだ。

 第11回の副題は「信玄との密約」。三河国主となり、姓を徳川と改めた家康(松本)は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄(阿部寛)と談判することになる。

 意外な形で信玄との交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にするという密約を交わす。

 恩ある今川と戦うことに抵抗を感じつつも、家康は遠江の引間城へと兵を進める。だが、引間城主は瀬名の親友・お田鶴。彼女の身を案じた瀬名は、文を送り…というストーリーだった。

 動画インタビューの中で、関水は「田鶴は、とにかく周りの人の幸せを願い続けている人。自分が大切にしているものは絶対に守り抜く、誰にも譲らないという意志の強さがありますし、相手がどう思っているかは分からないけれど、田鶴としては家族や友達、周りのみんなに幸せを与えたいという、ひたむきさがある人でした」と語った。

 5カ月近く田鶴を演じてきた関水は「今では田鶴が体に染みついています。“田鶴だったらこうするかな”と意識して演じるというよりも、衣装を着て現場に行ったら、田鶴の気持ちになっているので、自然にそのとき感じたままに演じていました。こんなに長期で一つの役を演じた経験はなかったので、ここまで感覚的に演じられたのも初めてな気がします」とコメント。

 続けて、「私にとって初めての大河ドラマで、緊張も楽しさもあり、思い出いっぱいの作品になりました。これからもまだまだ作品は続くので、今後は一視聴者として楽しみたいと思います」と語った。