一般的に、バッグにしても洋服にしても、見た目でメンズ用とレディース用が判別できることが多いが、今後はよりニュートラルな商品が増えていくかもしれない。エース(東京)は、ビジネスリュックシリーズ「ガジェタブル」から、ジェンダーレスに対応した「ガジェタブルR」を発売した。
エースによると、コロナ禍におけるリモートワークの浸透で、ビジネスリュックの需要はここ数年で急増。昨年のビジネスリュックの売上高(同社)は、2019年と比較して約3倍にも伸びているという。ガジェタブルは「2019年度グッドデザイン賞」を受賞した人気商品で、女性ユーザーも多い。そこで、新商品では同一ボディー(本体)で肩ひもを2種類用意。体型や好みに合わせて、可動式チェストベルトが付いた「太肩紐(ひも)」と、裏側に滑り止めが付いた「細肩紐」から選べるようにした。また、チャコールカラーを追加し、性別に関係なく選びやすい3色(ブラック・ネイビー・チャコール)展開になっている。
さらに環境にも配慮して、本体と内装生地にリサイクル素材を採用。固定できるファスナー引き手や、左右両側にある前側の「クイックラウンドポケット」、棚に持ち上げる時に便利な「サイドハンドル」など、使い心地を追求した設計になっている。
サイズは、小(11L、税込み2万3100円)・中(14L、同2万5300円)・大(16L、同2万6400円)の3種類。リュック大は太肩紐のみ。