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「捨てる」から「再生」へ 自動車バンパーを利用したサステナブルなスーツケース

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 今月末から始まるゴールデンウイーク。移動に便利なレンタカーを予約している人もいるのでは? 自動車業界では電気自動車の普及が進んでいるが、環境への負担はモノを使った後も考えたい。バッグメーカーのエース(東京)は、自動車メーカー「マツダ」(広島)のバンパーを再利用したスーツケース「マックスパスRI」(税込み4万2900円)を数量限定で再発売した。昨年3月の発売後、売り切れ状態になっていた商品が復活した。

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 マックスパスRIにはスーツケースの外装部にバンパー再生素材「ポリプロピレン樹脂」を、内装の仕切りとインナーケースにリサイクルポリエステルを採用し、資源の循環に取り組んでいる。また、なるべく長くスーツケースを愛用してほしいとの思いから、3年間は無制限の修理保証「プロテカプレミアムケア」が付いている。万一不要になった際も、「エースリサイクルプロジェクト」に出せば、粗大ゴミとしてスーツケースを捨てるのではなく、再生させるためのリサイクルに回すことができる。2000年から実施しているリサイクルキャンペーンや2010年以降のリサイクルプロジェクトで、これまで約4万2000個のスーツケースを回収しているという。

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 さらに、2021年4月には「OFF-PRICE STORE BY ACE大丸心斎橋店」をオープン。現在はイオンタウンふじみ野でも展開し、同社のサンプル品やリユース品を販売。商品という資源を可能な限り有効に循環させる試みを行っている。

 日々、大量に発生しているゴミ類。「捨てる」文化から、いかに「循環」「再生」させるかを社会全体でもっと取り組む必要がある。

 マックスパスRIはブラックの1色展開。容量38Lで重さは3.5kg。