日本の暦でさまざまな季節の行事やお祝いの日を過ごすのは楽しい。来月はこどもの日がやってくる。さて、どうしてこいのぼりを飾るの?と子どもたちに聞かれたら答えられるだろうか。子育てをしていると、季節の行事に触れる機会が多くなるが、核家族化やライフスタイルの多様化で、こうした子どもからの質問に戸惑う大人が増えているという。そんなとき、これがあると重宝しそうだ。4月12日発売の絵本『きせつのしつらいえほん』(中川政七商店・奈良市、税込み2200円)だ。お正月や節分、七夕など、日本の季節行事をカラフルに解説したこの絵本を手元に置いて、親子でひもといてみよう。中川政七商店オンラインショップおよび全国の直営店で販売される。
また、同社では日本に伝わる年中行事を親子で楽しめる体験キット『季節のしつらい便』も発売中。「つくる」「しつらう」「つながる」体験を通して、歳時記や文化を学ぶことができるシリーズだ。現在発売中の『季節のしつらい便 端午の節句』(税込み3960円)は、自分だけの柄のこいのぼりが作れるキット。手もみ和紙のこいのぼりに、2色のスタンプを使って柄をつけていく。端午の節句にまつわるあれこれや、こいのぼりの組み立てかたを解説した冊子付きだ。