カルチャー

ゆるりと出かけてみませんか 東京の古き良き下町「谷根千」へ

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 いつ頃からだろうか、東京の谷中、根津、千駄木あたりを「谷根千」と呼ぶようになったのは。古き良き下町の雰囲気と人情が色濃く残る、散策にぴったりのエリア。外歩きが楽しくなった季節、この谷根千を特集した『おとなの週末』5月号、「ゆるりと出かけてみませんか『谷根千びより』」(講談社・東京)が発売された。

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 大通り沿いや商店街はもちろん、迷い込んだ路地にさえ出会いと美味が待つ歴史ある地区。春のおだやかな光が降り注ぐ日は、このあたりをそぞろ歩く“谷根千びより”だ。日暮里駅〜不忍通りまでを谷中、三崎坂〜言問通り周辺までを根津、不忍通り沿いを千駄木として、散策を盛り上げてくれる情報を掲載している。100年以上の「老舗の味」や、国産の茶葉を使った日本の紅茶「和紅茶」も特集。スマホを忘れ、デジタルデトックスの散策ができる一冊だ。税込み880円。

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