時代は変わっても、やっぱり友だちとのおしゃべりが好き、という小学生の女の子たち。激変する流行語は、「それな」や「推し」から影響を受けた言葉たちだった。小学校低学年女児向けの小学館(東京)の雑誌『ぷっちぐみ』、少女まんが誌『ちゃお』の読者とその家族を対象にしたアンケートで、4月3~28日に調査、1000件の回答を集計した結果だ。
休み時間の過ごし方で一番多かったのが「友だちと話す」(4割)で、やはりおしゃべり好き。「外で遊ぶ」「体育館で遊ぶ」「ダンスをする」など体を動かして元気に遊ぶ様子もうかがえた。クラスや友だちの中ではやっている言葉には、全部で355個の“流行語”が集まった。首位は相づち言葉である「それな」。SNSのスタンプでもよく使われるが、イマドキJSたちは友だちへの共感を短いフレーズでカジュアルに口にしているようだ。「それってあなたの感想ですよね」も上位。実業家「ひろゆき」こと西村博之氏のセリフで、たびたび小学生の流行語として話題になっている。
また「推し活」「マジ推せるー」「推しが尊い」など、自身の推しに関わる言葉や、「WBC」「ペッパーミル」「ヌートバー」など今年のWBC日本代表の活躍に影響を受けた言葉も多かった。