東海道新幹線100系が、2003年9月に惜しまれつつ運転を終了してから20周年。100系新幹線の思い出がよみがえるグッズが、ジェイアール東海パッセンジャーズ(東京)の公式通販サイト「JRCPオンラインショップ」で7月5日(水)に発売される。
ラストラン20周年を記念して発売されるのは3アイテム。京都の老舗扇子専門店「白竹堂」とコラボレーションした「オリジナル扇子 (白竹堂×新幹線100系) 」(3500円)、「珪藻土コースター(新幹線100系ピクトグラム)」(650円)、「復刻 新幹線 懐かしのビーフカレー5個 + 100系食堂車メニュー表セット」(3570円)の3商品だ。いずれも価格は税込み、送料別。沖縄・離島は配送対象外。
「オリジナル扇子 (白竹堂×新幹線100系) 」の表面は100系の車体カラーをイメージし、裏面にはピクトグラムをデザイン。親骨には100系のイラストが彫刻されている。「オリジナル扇子(白竹堂×新幹線0系)」も同時発売する。
「珪藻土コースター」には懐かしい100系のピクトグラムをデザイン。吸水性に優れ9mm厚でも非常に軽量。吸水力が落ちたら陰干しすれば回復する。「オリジナル珪藻土コースター(新幹線0系ピクトグラム)」も同時発売。
「復刻 新幹線 懐かしのビーフカレー5個+100系食堂車メニュー表セット」は、東海道新幹線の食堂車で人気を博したビーフカレーを当時のレシピをもとに再現した「復刻 新幹線 懐かしのビーフカレー」に、100系新幹線で使用されていた実物を再現した「100系食堂車メニュー表」が付いてくる。メニュー表には、当時提供されていた料理のカラー写真が掲載されている。
東海道新幹線100系は、0系新幹線の後継車として1985年に営業運転を開始。0系をベースとしながらも、居住性の大幅な改善が図られた車両で、1992年までに1056両が誕生した。高速鉄道としては世界初となる2階建て車両が組み込まれ、食堂車は2階が客席、1階がキッチン。大きな窓からの見晴らしを楽しみながらの食事は好評だった。