カルチャー

熱帯の魅力をARで探索 夢の島熱帯植物館を楽しむアプリ

 main

 美術館や博物館の鑑賞時に使えるさまざまなアプリが登場し、自分のペースで手元の情報を見ながらのんびり楽しめる時代。東京都夢の島熱帯植物館でも、ARを使って館内に生育する植物たちの魅力を伝えるスマートフォン向けアプリ(アップフロンティア、エコルシステム・東京)が登場した。

 この「虫めがねAR」は、植物の生育地や季節の変化、おすすめポイントなど、通常は把握しづらい情報を視覚的に表現する。館内6カ所に設置された2次元バーコードにカメラをかざすと、実際の位置に植物の情報を「虫めがね」でAR表示。気になった「虫めがね」を押すと、植物の特徴や魅力、エリア情報をテキストや画像、動画で解説してくれる。アプリ内のカメラ機能を利用すれば、お気に入りの植物と一緒に写真撮影もできる。多種多様な植物の情報を知ることは、環境問題や再生エネルギー活用など、社会と植物の未来の共創を考えるきっかけにもなりそうだ。植物愛好者はもちろん、家族連れや学生にもおススメ。

 アプリは『熱帯植物虫めがねAR』(iOS版/Android版)として9月26日に公開。Apple App StoreGoogle Play Storeで無料でダウンロードできる。

sub1