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“滋賀のくすり”について東京・日本橋で学び体験する「滋賀のくすりフェア」  薬草を使ったハーブソルト・薬膳七味づくりワークショップも

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 滋賀県は薬草栽培に適した気候風土に恵まれ、県内最高峰の伊吹山は古来から薬草の一大産地だった。製薬会社が次々と創業し、現在でも、2021年1月~12月の滋賀県の医薬品生産金額は全国の5.6%を占め、都道府県別で第6位(厚生労働省が実施する薬事工業生産動態統計調査)。滋賀県の家庭薬工業は富山県、奈良県と並んで三大配置薬県となるほど薬の生産が盛んだ。このような滋賀と薬の関わりや歴史、現在の「滋賀のくすり」をより多くの人に知ってもらおうと、東京・日本橋の滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」で11日18日(土)・19日(日)の2日間、滋賀とくすりの関わりや歴史などを知ることができる「滋賀のくすりフェア」を開催する。滋賀に生息する薬草を使ったワークショップなども開催する。両日10時~17時。

 1階マーケットでは、滋賀県と薬の関わりや歴史などを紹介するとともに、滋賀県薬業協会 加盟社の栄養ドリンク等、「滋賀のくすり」を販売。ドラッグストア等では売られていない希少な薬も紹介する。また、滋賀県薬業協会加盟社 有川製薬(滋賀県彦根市)の健康茶「七爽茶」の試飲販売会も開催。「七爽茶」は健康によいとされる7つの厳選された素材を使い、独自のブレンド製法で作られている。

  階段ショーケースには、滋賀県薬業協会加盟社の代表商品や、滋賀と薬の歴史、薬づくりに使われていた道具やレトロな広告などの紹介パネルを展示する。

  2階レストランでは、ワークショップ「薬草を使ったハーブソルトづくり体験」(18日15時~16時15分)、「薬膳七味づくり体験」(19日15時~16時15分)を開催。オリジナルのハーブソルトや薬膳七味が作れる。事前申込制、先着順。小学生以上対象。イベントの詳細や申し込みなどについては、「ここ滋賀」公式ホームページやSNSで最新情報を発信している。

 来店者には、滋賀の薬の歴史や薬の道具などを紹介する冊子、レトロな道具デザインのコースター、アンケート回答者にはオリジナルトートバッグのプレゼントがある。

薬膳七味づくり体験
薬膳七味づくり体験